インストラクションカードの整理に飽きた。
気分転換に、今まで棚上げになっていた、セガ製のST-V基板について６ボタンを使用するための追加配線の作業を行うこととした。
必要となるパーツ購入のついでに、ハンダ、56PコネクタやCPS2ボリュームスイッチなど、保守部品を余分に入手しておくことにした。
さて、今現在ST-V用のゲームは『GOLDEN AXE THE DUEL』しか所有していない。ゴールデンアックスシリーズの三作目、当時流行していた格闘ゲームのブームに追随してリリースされ、『GOLDEN AXE』世界観を使用した格闘ゲームである。
そして、このゲームは私がゲームセンターの常連を辞めるきっかけとなった、一つの要因となったゲームであった。
リリース時点において、ゲームセンターでは対戦格闘ゲームがブームであり、このゲームも他のプレイヤーが自由に乱入できる筐体に配置されていた。その当時、すでに就職していた筆者においては、平日はゲームセンターに行く余裕などなく、そして休日に遊びに行ったゲームセンターでこのゲームを遊ぼうとするのであるが、情け容赦なく、見ず知らぬプレイヤーに乱入され、惨敗したのであった。
お客がいないことを確認してプレイを始めるものの、目ざとく見つけられたのか、はたまたこれまでの行いが悪かったのであろうか、他のプレイヤーに乱入されて敗北が続いた時、筆者は決心した。
「こんなことが続くなら、購入して自宅で練習しよう」
そして、『GOLDEN AXE THE DUEL』を購入した。しかし、当時ゲームセンターにて現役であったST-Vマザーボードは高価であったことから、しばらく購入を様子見をしていた‥‥。そして、公私ともに忙しい中、20年弱が経過したのであった･･･。
最近、STVマザーボードをお譲りいただいた機会があったため、筆者の結婚前、20代からの念願であった『GOLDEN AXE THE DUEL』を遊ぶ環境を構築しようと思ったのであるが･･･6ボタンのうち、キック部分の3ボタンは追加配線が必要だが、その情報がまったくなかったのである。
たまたま、ST-Vで同じく6ボタンを使用する、『水滸演武』が同じ追加配線という情報をいただくことができ、かろうじて遊べる環境が構築できた。筆者と同じ悩みを持つ人はそんなにいないと思うが、『水滸演武』の配線図をアップしておく。
環境整備後、100円が尽きるまでプレイしたのであるが‥‥難しい！！！！
今の自分でワンコインクリアできるのであろうか。
不安は感じるが、しばらく努力してみることにする‥‥。
処分費用 （累計 8,930円）
整理用器具 （累計 46,194円）
保守用器具 6,478円（累計 146,794円）
ゲーム購入 （累計 7,150円）
買取額 （累計 479,362円）
所要時間 3時間（累計 137時間）
