汚部屋の掃除

汚部屋を掃除している記録

22日目(4時間)

 新年度、新卒採用者の部署配属もされた。だが、年度当初の忙しさの中、趣味にまで難しいことは考えたくはない。ROMライター、中古の消磁器など、今後のゲーム部屋に必要な保守機器を購入した。

 さて、無性にゲームを遊びたい時がある。だがそれは、セーブで中断しなからクリアまで何十時間も費やす家庭用のゲームではなく、ワンコインで遊ぶ、短時間の中に楽しさのエッセンスが詰めこまれた業務用の、いわゆるゲーセンのゲームである。
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 ゲーセンのゲームは、間違いなくワンコインの重みがある。限られた回数しか遊べない、その集中力でゲームに没頭できる環境があった。少ない小遣いで、一回一回を真摯に遊んだゲームタイトルたちは、未だに忘れられない。
 そして、新ゲームのリリースでゲームセンターから撤去・下取りに出された業務用ゲームが、私たち個人ゲーマーの自宅で余生を送っている。f:id:halito:20220417193614j:plain
 業務用ゲームのキモは何だろう。それは、限られた回数しかゲームが遊べないことであろうと筆者は考える。しかし、業務用筐体ではなく、コントロールボックスでは際限なくクレジットが投入できてしまうため、まったくの興ざめとなってしまう。
 ヤフオクなどでは、業務用筐体から取り外したコインセレクターが出品されているが・・・悩んだ結果、自宅では自分しか遊ばないものなので、費用をかけずに自作する対応とした。
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 壁作成時の木材の端材や、電子部品のガラクタから使えそうなパーツを選び出し加工、やむを得ず自作するには時間がかかりそうなパーツは購入する(コインを導くレール部分、費用:1メートル99円(税込))
 自分が死んでしまえば、家族に不燃ごみとして処分されるゲーム機器なのだから費用はかけたくない。時間は費やしたが100円未満で2個作成することができた。
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 時間は費やしたが、コインセレクターが完成。たまたま大きな空缶が、S&Bカレーしかなかったためそれでコインを収納するようにしてみたが・・・ カレーの匂いが強烈である。缶を洗浄したが、なかなか空缶からカレーの匂いが消えない。なにか他に良い空缶がないか、機会があれば探していきたい。

 そして、しょっちゅう動作確認や電圧確認に使用している『戦場の狼』であるが、思い起こすと40年近く前のゲームである。いつまで動作してくれるのであろうか・・・できるだけ大事に扱うことにしたい。

処分費用 (累計 8,930円)
整理用器具(累計 42,234円)
保守用器具 17,368円(累計 139,336円)
買取額 (累計479,362円)
所要時間 4時間(累計 107時間)