汚部屋の掃除

汚部屋を掃除している記録

10日目(6時間)

 日々日々寒さが厳しくなる。わざわざ実家に掃除に帰るもの面倒くさい。
私は基本怠け者だ。途中で投げ出したくなる汚部屋の掃除を、戒めのために、はてなブログに挙げさせていただいている。そして、他の方のブログも拝見するようになった。

 本日、整理整頓のモチベーションを保つことができたのは、同じく掃除に苦しんでいる皆様のブログを拝見し、苦しんでいるのは自分だけでないと実感できたからである。この場をお借りして、皆様のブログに感謝申し上げたい。

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 ゲーム部屋の整理整頓も峠を越えた。グッズ類の中でも大き目の、ゲームセンターで使用していたポップ類について、かさばるから廃棄しようと思っていた。しかし、30年近く部屋の一部になっていたものだ、少し愛着もあるので、大型の段ボール箱へ保存する対応とした。

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 部屋の床のところどころにシミがあるのにお気づきいただいた方もいるだろうか。それらは炭酸飲料の跡である。未開封のコーラ缶だが、20年ほど経過すると経年劣化により缶が割れ、噴き出した炭酸飲料が周囲のものを汚染する。
 そのため、多くのがらくたにカビが発生する原因となった。

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 本当に片付ける事が嫌な箇所がある。
私が一人暮らしをするため、実家の荷物を整理した際、断腸の思いで捨てようと決心し、段ボール箱に収納し廃棄するばかりだった、がらくたがあった。(当時はゴミの分別が今よりも曖昧だった)

 さて、私の亡父は戦前生まれだった。太平洋戦争という物不足の時代に育ったせいか、物が捨てられない性癖が強かったように思える。
実家の別宅(離れ)と隣地の間に隙間があり、日曜大工が好きだった亡父は、年金生活者で余裕時間もあったからか、そこに収納用の中二階を建築した。

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 素人が作った倉庫であるから、電灯などなく、昼間でこの状態である。

 ここに、もう使わないが、捨てるのは何となくもったいない、というものを収納したのだ。私の捨てようとしていた がらくたは、書籍中心だったので「本は財産である」という思想であった父は、私が捨てようとしていた がらくたもここに収納したのだ。

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 カメラのフラッシュをたくとこの状態、野良猫の死骸などは無く本当に嬉しい。

 重量物はどのような方法でこの場所に持ち上げたのかと思っていたが、がらくたの中に滑車があったので、足場を組んで机などの重量物を、人力でここまで引っ張り上げたのだと思う。努力は素晴らしいが、これらを一人で下に降ろして解体・廃棄する手間を考えると少し男泣きしたくなる。

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 このご時世、分別しないと回収業者も回収してくれないので、がらくたをいったんゲーム部屋に運び入れることにする。壊れそうなボロボロの重い段ボール箱を、不安定な脚立を使用して一つ一つ外へ運び出さなくてはいけない。
中に何を入れたか忘れてしまったので、外で分別作業をするわけにもいかず、埃を軽く払って二階のゲーム部屋へ運びあげる。

 延々と、重い荷物を崩さないように外の地面へ降ろす→外周を回って二階のゲーム部屋へ運び上げる、を繰り返す。良かったことと言えば、重労働で寒さをあまり感じなかったことだけであろうか。

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 本来、ブログとはその日その日のことを更新せねばならないらしいが、体力の限界により早めに就寝、翌日のブログ作成となった。もう若くないことを実感。
これらの中身については、次回の掃除で確認することとした。

処分費用(累計 6,300円)
整理用器具(累計 7,600円)
所要時間 6時間(累計 56時間)