寒いし面倒くさいことはやりたくない。でも、放置するとストレスなので、以前から懸案事項であった、CPS2(ゲームセンターで使用されていた、カプコン製のゲーム基板)の保守作業に着手する。
CPS2について、メーカー提供後に手を加えられていないものは、封印シール+封印ピンが障害となる。すでに修理のメーカー対応は終了しているので、「封印シールを剥がした場合メーカー修理の対象外」という警告を無視し、封印ピンを外す。
封印シールを外した後、ナットを外すだけならば簡単だが、ナット式でないもの(おそらく、強力な接着剤でピンが固定されているもの)については、物理的にピンを破壊する必要が生じる。ネットでは色々な方法があるが、自分はドリルでピンのヘッドを破壊する方法を採用した。
ピンを破壊後、基板を開封するようになるが、今回の目的は破裂・液漏れで基板にダメージを与えるバックアップ用電池の取り外しのみ作業する。
以下メモ。(タイトル/対応Cpics/除去電池の製造年月/基板型番)
ヴァンパイア ハンター A 93'06 93646B-3
SF Zero3 A 93'06 93646B-3
エイリアンVSプレデター A 93'07 93646B-4 ※封印シールあり
SF パズルⅡX A 93'08 93646B-4
ヴァンパイア セイバー2 A 93'08 93646B-4
D&D タワーオブドゥーム A 93'08 93646B-4 ※封印シールあり
SF ⅡX B 94'01 93646B-6 ※封印シールあり
サイバーボッツ B 94'02 93646B-6
ヴァンパイア B 94'04 93646B-6
19XX B 94'04 93646B-6
ポケットファイター B 94'05 93646B-7
D&D SOM B 94'06 93646B-7
ヴァンパイア ハンター B 94'11 93646B-6
SF Zero2 α B 96'05 93646B-7
ヴァンパイア セイバー B 97'01 93646B-7
クイズ七色町の奇跡 B 東芝製乾電池 93646B-7
レアゲームなぞない、16枚のゲームをバックアップ電池の製造年月順に整列してみたが、新しいゲームだから電池が新しいわけではなく、古いゲームであっても、ROMだけ更新して電池はそのままというケースが見受けられる。興味深い。
ちなみに、ほぼ電池の残圧はゼロとなっていたため、すべて電池は外して処分する。封印ピンについては記念にとっておくことにする。恐れていた電池の破裂や液漏れは、幸い生じていなかった。少しずつ保守作業を進めていくこととしたい。
処分費用 (累計 8,930円)
整理用器具(累計 42,234円)
保守用器具 (累計 121,968円)
買取額 (累計479,362円)
所要時間 3時間(累計 101時間)