処分するか、残すか迷ったものがある。
それは、私や姉妹の卒業証書を飾ってあった額縁である。
亡親は、自分の子が成長していく姿を楽しみにしていたのだと思う。
結局、全て廃棄する対応とした。
親の表彰状などはゴミにせず、私が焼却処分することにする。
他人には任せられない。
原則、ほとんどのがらくたを廃棄しているが、残したものもあった。
昭和初期からの我が家のアルバムである。いまはまだ処分する必要もなく、
整理用にホームコンテナを購入し、縦積みで保管することとした。
なんとなく捨てづらいLPレコード類も、廃棄をいったん保留する。
南側の窓際にあった食器棚の中身は、私のゲームがぎっしり詰まっている。
湿気により箱などカビている心配をしていたが、木製棚のおかげて問題なし。
部屋の整理が終わり次第、また『悪魔城ドラキュラ』を遊びたい・・・
当然廃棄はしない。
この食器棚は中身を取り出さず、台車を利用してゆっくり移動する。
ガラス戸が割れるかと思ったが無事移動完了。昭和30年代の家具は丈夫だ。
湿気対策に、今後は食器棚の内部に乾燥材をいれることにしよう。
ゲームパソコン周辺のがらくたは、書籍中心だったので、アルバム等を除き
コミック等は全て梱包、処分の対応とする。
これでようやく、今回メインの整理に手を付けることができる。
部屋を二分している中央の衣装タンスについて、これも中身が全てゲームである。
PCエンジン、PCFX、N64、ACゲームで溢れんばかりである。
さて、昨今スマートフォンのソーシャルゲームで、ガチャを大量に引く廃課金と
いう行為を耳にする。廃課金は愚かな行為であると思われる方が一般的ではある
ようだが、私は廃課金している人の気持ちが不思議と分かるような気がする。
私の考えは後日また機会があれば書きたいが、これらを購入していた当時の私は
ゲームを遊ぶために購入するのではなく、ゲームを集めて遊んでいたのだ。
購入するために、仲間と計画を組んで、ボロ自動車に相乗りで地方の中古ショップに
ゲームを探しに行く、そんなことで遊んでいたのだ。
(インターネットを利用した購入は90年代では一般的ではなかった)
重いうえに、ACゲームは基板むき出しであるため衝撃に弱く、タンスが倒れでも
したら大変なことになるため、丁寧にそれらを取り出して衣装タンスを移設する。
しかし、まだもう一つ衣装ダンスがある。そして、その中身も同様の状態である。
往年のゲーマーにとっては宝箱であるのかもかもしれない。
せっかく20年余も我が部屋の一部であったのだ、移設した衣装タンスにそれらを
壊さないように再収納する。
系統づけた整理はまた後で考えることにする。
処分費用 (累計 4,200円)
整理用器具 ホームコンテナ 3,000円(累計 3,000円)
所要時間 8時間(累計 26時間)