汚部屋の掃除

汚部屋を掃除している記録

32日目(8時間)

 さて、昨今レトロゲームが高額化しており、なかなか購入に踏み切ることができない。
だが、メリットもあった。ゲームの買取額も高額化しているのだ。
 遥か昔、30年以上も前のこと。なんとなく、中古が安価だったので購入したまま死蔵していた数多くの業務用ゲーム基板。



70~80年代の業務用ゲーム基板のうち、個人的にどうしても残したいもの以外は、かろうじて起動できるうちに(申し出をいただいたマニアの方を優先して・・・業者様へ下取りに出しても販売されればすぐ購入するだろうし・・・)取り扱い業者様へ売却した。
 理由は、以下の理由によりまとまった資金が必要になったからだ。

https://www.beep-shop.com/ec/products/detail/32810
【受注生産品】レトロ型テーブル筐体 「TAKUYAタクヤ」1レバー仕様 ¥ 405,625 税込

 新品のゲーム筐体。なんと、1台40万円である。
老後のための貯蓄に手をつけるわけにもいかず、中古ゲームを売り払い購入資金を調達することになった。

 中古筐体なら安価だが、私では経年劣化した20年以上前のブラウン管モニターの保守ができないことが問題であった。
(ゲーセンのオーナーから、セガ筐体のブラストシティが発火寸前になったりなど、経年劣化のトラブルが非常に増えていることをお聞きしていたことも、新品ゲーム筐体を選択するきっかけとなった)

 他にも新台/レストア筐体やINx基板を取り扱う事業者様もある。

https://mikishoji.jp/
株式会社三木商事様(新台 \188,000(税抜)~、レストア \158,000(税抜)~ R5.5時点)

が、私の残り少ない人生、ゲーセンと異なりゲーム筐体は遊ぶときしか電源を投入しないので、個人で死ぬまで使うのなら、せっかくならできる限り保守整備が少ないものを使いたい。


 ゲーム筐体については、今のところ販売元のbeep様での出張買取も可能だそうで、このことも前述の筐体を購入する後押しとなったことも補記しておく。
汚部屋の整理も兼ねて、壊れやすい業務用ゲーム基板の整理を行ったのであるが、保守の負担も減ったことはメリットであった。

 さて、レトロゲームは高値になるとのことで、転売行為を行う者が叩かれているらしい。私も転売行為は、当然良い印象はないが・・・。

 30年前は、中古ゲームは徐々に価値が落ちて行って、最後は100円、無価値になるものであり、価格が落ちていく経過で、自分の思い入れと釣り合う価格でゲームを購入するものだと思っていた。
かつて家庭用や業務用の中古ゲームを買い集めるような人間は、自分も含めて酔狂な連中だったのだ。

 今は昔。三つ子の魂百まで。ゲーム筐体をお迎えする準備を引き続き進めていく。

所要時間 8時間(累計 151時間)